月別: 2017年5月

猫の去勢・避妊手術に対する補助金

猫の去勢・避妊手術に対する補助金

猫の場合も、犬と同じように去勢手術に対して補助金が市は割られることがあります。たとえば、神奈川県川崎市の場合、市内で飼育管理されている猫を対象に、去勢の場合2000円、避妊の場合3000円の補助金が支払われます。犬と比べて補助金を出している自治体は多いので、まずはお住まいの自治体に相談してみてください。

猫の避妊手術

猫の避妊手術

猫の場合も、避妊手術をすることによって望まない妊娠を避けることができます。また、乳腺腫瘍、子宮内膜炎と言った病気のリスクを排除することもできます。メス猫の病気の中には、命に関わってくるような重いものも少なくありません。こういった危険性の高い病気を避けるうえで、避妊というのは非常に効果的です。

犬と同様に、猫も避妊手術を受けることによって、子宮に関連する病気や、乳がんなどを予防することができます。また、避妊手術を受けることによって性的な欲求不満か減り、正確が総じて穏やかになります。発情期特有の問題行動も少なくなり、ストレスや病気が少なくなるので結果として長生きすることができます。

一方、性的な欲求不満がなくなり、穏やかな性格になるため運動量は減ることが多く、肥満になりやすいことも知られています。飼い主の方で餌の量を調整するなどして、猫の健康維持に努めましょう。

去勢手術を受ける時期は、最初の発情期が来る前が一番いいとされています。最初の発情期は猫の種類にもよりますが、大体5ヶ月~7ヶ月程度の時期に迎えることが多いので、それまでに手術をうけるようにしてください。ただし、あまりにも早い段階では猫が手術に耐えられないことがあります。多くの病院では、手術を受けられる体重に制限をかけています(2kgの病院が多いです)。早すぎて不安だという場合は、最初の発情期のあとでもそれほど問題ありません。

手術にかかる費用は1万5000円~3万円程度です。手術にかかる時間は2時間程度ですが、開腹手術なため1日~2日程度の入院が必要です。

手術後は傷口を舐めないようにエリザベスカラーと呼ばれる首輪をつけ、しばらく安静にさせる必要があります。

猫の去勢手術

猫の去勢手術

猫というのは非常に縄張り意識が強い生き物です。特にオスの場合は、縄張りをめぐって他のオスと喧嘩をすることが少なくありません。去勢手術を受けるとこのような攻撃性を抑えることができます。また、猫の本能である放浪癖、スプレー行為(尿マーキング)も抑えることができます。ただし、すべての猫に効果があるわけではありません。

また、去勢手術を受けることによって、オス特有の病気を予防できます。特に中年期に差し掛かったオス猫にとっては重大なリスクである前立腺肥大などの前立腺疾患のリスクを下げられるというのは大きな利点です。オス同士の喧嘩が減ることにより、猫エイズや白血病ウイルス感染症などの危険性も減ります。

一方で、去勢をすると運動量が減り、太りやすくなります。買主側で健康に気をつける必要があります。また、手術のリスクは最近はだいぶ少なくなってきていますが、0ではありません。

オス猫の場合、去勢手術は性的に成熟する時期(9ヶ月から12ヶ月)の前、できれば6ヶ月以内に行うのが望ましいとされています。もちろん、それ以降にやるのが間違いというわけではありません。去勢手術は麻酔を使うので、健康状態には気をつけましょう。

手術にかかる費用は1万円~1万5000円ぐらいです。もちろん、地域や病院によって変動します。手術の時間は1時間ぐらいで、日帰りも可能ですが、念の為に1日程度入院させる病院もあります。

手術後はエリザベスカラーと呼ばれる首輪で傷口を舐めないようにして、激しい運動もさせないようにします。

犬の去勢・避妊手術に対する補助金

犬の去勢・避妊手術に対する補助金

犬の去勢・避妊手術にかかる費用は決して安いものではありません。一部の自治体は、その手術にかかる費用を補助するための助成金を用意しています。例えば、東京都武蔵村山市では、市民が飼育している犬(及び猫)の去勢・避妊手術を対象に、3000円の補助金を支給しています。詳しく知りたいという方は、お住まいの市区町村までご相談ください。

犬の避妊手術

犬の避妊手術

避妊をすることによってどのようなメリットが有るのでしょうか。オスが去勢すれば一部の病気にかかりづらくなるのと同様に、メスも避妊すれば一部の病気にかかりにくくなるとされています。例えば、乳腺腫瘍の危険性は避妊をすることによって大幅に減らすことができます。乳腺腫瘍とはその名の通り乳腺に出来る腫瘍で、良性のものと悪性のものがあります。悪性のものはいわゆる癌です。

また、避妊手術を受けることによって、他のメスに対する攻撃性が低下することがあります。攻撃性が低下すればその分だけストレスが軽減され、食欲不振などの健康上の不安も解消されることになります。

一方、デメリットしては、他の病気になるリスクの向上が挙げられます。特にリスクが増大するのは尿失禁です。また、肥満傾向にある犬の場合、陰部が縮小することによって皮膚炎になる恐れがあります。

避妊のタイミングは去勢と同じく、なるべく早いほうが良いとされています。メスの発情期は中型犬の場合で生後6~8ヶ月程度であり、大型犬はもう少し遅く、小型犬はもう少し早くなります。大型犬は概ね年1回~1.5回程度、小型犬は年2回程度のペースで発情期を迎えます。最初の発情期が来る前に避妊手術を受けるのがベストとされています。

オスは健康ならばだいたいいつでも去勢ができますが、メスの場合は健康でも避妊を避けたほうがいい時期があります。ヒート(生理)の時期です。生後6ヶ月から8ヶ月程度で最初のヒートを迎え、その後年に1~3回程度のペースでヒートを繰り返します。ヒート期間中は避妊手術を受けるべきではありません。

現在、メス犬が受けられる避妊手術には卵巣だけを摘出する手術(卵巣摘出術)と、卵巣と子宮の両方を摘出する手術(卵巣子宮摘出術)の2種類があります。卵巣摘出術はメス犬に掛かる負担がすくなく、体力的に不安のある犬向けの方法と言えます。効果は卵巣子宮的手術と比べると多少低いですが、ほぼ変わりありません。

卵巣子宮的手術は現在の日本で一般的な避妊手術で、外科の研究者が推奨している方法でもあります。卵巣の他に四球も摘出するので回復面積が大きくなり負担がかかるという欠点はありますが、その分効果も高いです。健康状態に特に問題ない場合は、こちらを選ぶことが多いです。

費用は小型犬の場合2万円程度、大型犬の場合は5万円程度です。手術時間は1時間~2時間程度で、去勢手術よりもちょっと長いくらいです。避妊手術は回復を伴うものなので、通常は1日~2日程度の入院が必要になります。

避妊手術後は傷口を舐めないようにカラーを装着させ、運動は避けましょう。

犬の去勢手術

犬の去勢手術

まず、そもそも犬は去勢すべきなのでしょうか。答えは犬それぞれとしかいえません。去勢の手術を行った方がいい犬もいますし、しない方がいい犬もいるのです。例えば、停留睾丸(睾丸が陰嚢に入らない症状)の場合は、去勢の手術をした方がいいとされています。

また、去勢をすることによって、将来高齢になった時にかかりやすい病気を防ぐことができます。例えば、前立腺肥大は人間のみならず犬も高齢になるとかかりやすい病気ですが、去勢をすることによってこのリスクを大幅に減らすことができます。その他にも睾丸腫瘍、会陰ヘルニアなどを去勢手術によってある程度防ぐことができます。

反面、去勢をすることによってリスクが増大する病気もあります。例えば、骨肉腫や甲状腺機能低下症などの病気は去勢された犬によく見られる病気です。また、性ホルモンが分泌されなくなることにより、エネルギーの消費量が減り、太りやすくなるとされています。餌の量を調整するなど、飼い主側で健康に気をつける必要があります。

去勢のタイミングは犬によっても異なりますが、生殖能力が完成する前に手術を受けたほうが良いとされています。生殖能力が完成するのは中型犬の場合で生後1年程度、大型犬の場合はもう少し遅く、小型犬の場合は早くなります。オス犬には発情期はありませんが、発情したメスの匂いに誘われることがあるため、その前に去勢をしてしまったほうがいいでしょう。

去勢手術は一般的に全身麻酔で行われます。オスの生殖器の中には睾丸があり、その中に精巣、精巣上体が入っています。去勢手術ではこの睾丸を外科的な方法によって取り除くのが一般的な方法になっています。精管を切断する、人間で言うところのパイプカットの方法もありますが、動物の場合は発情を抑えることが重要であるためこの方法は推奨されません。手術にかかる時間は1時間程度です。

去勢費用は病院や犬の大きさ、健康状態などに左右されますが、15kg程度の犬の場合は、1万5000円~2万円ほどかかることになります。中には安い病院もありますが、そういった病院は技術に問題があるかもしれません。犬を買っていて実際に去勢手術をしたことがある友人知人や、インターネットの書き込みなどもよく見たうえで病院を選ぶようにしましょう。

手術にかかる時間は短いですが、その後約1日間は動物病院で様子を見ます。連れ帰った当日や翌日はあまり元気が無いかと思います(犬によっては手術後なのに元気だったりすることもありますが)。傷口を舐めないようにカラーを付けて、しばらく安静にさせましょう。